2014年02月28日
コマンド・パッチ あれこれ~PACAF~
こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日は、日本の私たちにも馴染み深い太平洋航空軍PACAF=Pacific Air Forcesのコマンドパッチのバリエーションをご紹介します。PACAFはハワイのヒッカム空軍基地に司令部があり、ハワイやアラスカ、グアムそして日本・韓国に駐留するアメリカ空軍を管轄しており、アジア太平洋地域の同盟国との演習も盛んに行われていります。



やはり、PACAFの飛行隊は航空祭などでパイロットやクルーと接する機会も多く、また実際に日本の基地に駐留しているので私たちに身近な存在です。入手できるコマンドパッチのバリエーションもかなりの数になりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日は、日本の私たちにも馴染み深い太平洋航空軍PACAF=Pacific Air Forcesのコマンドパッチのバリエーションをご紹介します。PACAFはハワイのヒッカム空軍基地に司令部があり、ハワイやアラスカ、グアムそして日本・韓国に駐留するアメリカ空軍を管轄しており、アジア太平洋地域の同盟国との演習も盛んに行われていります。

上段2枚はPACAFの正式なコマンドパッチ。左は革の土台が施してあり、A-2フライトジャケットに着用するタイプです。
一番左のLPAとはLieutenant Protection Associationの略で、飛行隊に所属する少尉・中尉クラスのパイロット組合の意味です。アメリカ空軍の飛行隊レベルに所属するパイロットは通常、少尉以上中佐以下なのですが、Lieutenantは少尉、中尉の事を意味します。同じような尉官クラスの組合ではCaptain'sMafiaといって、大尉のパイロット組合もあります。大々的な名目は上官の不当な命令や軋轢に反対するという意味で作られたようですが、今では組合での飲み会や親睦会など、交流を深めることを目的としている事が多いようです。

下段左:961AACS仕様、下段右:962AACS仕様

上段左から、25FS(韓国オーサンAB所属A-10飛行隊)仕様、36FS(韓国オーサンAB所属F-16飛行隊)仕様、13FS仕様
下段は90FSと525FS(いずれもアラスカ州エルメンドルフAFB所属F-22飛行隊)仕様
やはり、PACAFの飛行隊は航空祭などでパイロットやクルーと接する機会も多く、また実際に日本の基地に駐留しているので私たちに身近な存在です。入手できるコマンドパッチのバリエーションもかなりの数になりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2014年02月27日
コマンド・パッチ あれこれ ~AFGSC~
こんにちは!Luke GETSNOです!!
昨日はACCのコマンドパッチのあれこれについてお話しました。自分の部隊仕様にコマンドパッチを変えて着用すると言うのが最近は良く見かけます。アメリカ空軍で最も新しいMAJCOMのAFGSC(Air Force Global Strike Command=地球規模攻撃軍団)でも見受けられます。


最後までご覧頂ありがとうございました。
昨日はACCのコマンドパッチのあれこれについてお話しました。自分の部隊仕様にコマンドパッチを変えて着用すると言うのが最近は良く見かけます。アメリカ空軍で最も新しいMAJCOMのAFGSC(Air Force Global Strike Command=地球規模攻撃軍団)でも見受けられます。

上段はAFGSCの通常のコマンドパッチ。
右下はルイジアナ州バークスデール空軍基地でB-52を運用する第96爆撃飛行隊=96th Bomb Squadronによって製作されたAFGSCコマンドパッチ。96BSのニックネーム"Red Devils"に因んでコマンドパッチも赤に統一したようです。
中下は以前、紹介したB-2ステルス爆撃機を運用する第509爆撃航空団(509th Bomb Wing)が製作したAFGSCコマンドパッチです。このパッチが製作されたのが2011年なのですが、ネバダ州のネリス空軍基地で行われた総合演習"Red Flag"に参加する直前でした。各飛行隊では士気を盛り上げるために、演習の参加前や海外への展開を前に新しいデザインのパッチを製作して、遠征に参加するクルー全員で着用して連帯感を高めると言う事を行っています。
左下のパッチですが、これはなぜだか他のパッチと比べてデザインがまったく違います。実はこれ、AFGSCの前身といっても過言でないコマンド"Strategic Air Command"戦略航空軍団=SACのコマンドパッチを基にしているのです。このSACは1946年に設立されベトナム戦争では北爆の中核を担い、冷戦時代は核兵器の運用を行っていたコマンドでB-52をはじめとする爆撃機は、1992年にACCに合併吸収されるまで全てこのSACに配属されていました。

この様に過去の飛行隊やコマンドのデザインを踏襲したパッチはヘリテージ・パッチ=Heritage Patchと呼ばれフライデーパッチ同様、多くのクルーが着用しているようです。
最後までご覧頂ありがとうございました。
2014年02月26日
コマンド・パッチ あれこれ ~ACC~
こんにちは!Luke GETSNOです!!
昨日までアメリカ空軍の主要コマンドのパッチについてご紹介してきました。本日はそのコマンドパッチの『派生バージョン』をご紹介します。国内で現行部隊のフライトジャケットや飛行隊パッチを題材に扱った雑誌の多くはアメリカ空軍のパッチやフライトジャケットの紹介が海軍と比べると少ない様に見受けられます(ビンテージ物のA-2などは別として)。おそらく理由としては、空軍はフライトジャケットに貼るパッチの数も4枚と決まっていて、なおかつ上層部から許可を受けたパッチしか着用する事ができず、逆に海軍はTOPGUNに出てきたトムクルーズのG-1ばりにフライトジャケットを自由にパッチで飾り付ける事が出来て面白い!空軍はつまらん!!
。。。。と言うようなイメージで語られていて、空軍は面白くないと思われがちです(←個人的な主観思いっきり入ってる(笑))
ですが、それはちょっとした誤解で実はアメリカ空軍のクルーもやはり自分達の好みのスタイル、特に所属している飛行隊への愛着やプライドを全面に押し出したパッチを製作して着用しています。それらが主に『フライデー・パッチ』と呼ばれるもので、デザインとしては制式に認められていないものの、週末の金曜日や部隊内のパーティなどで着用するパッチを製作しています。
そしてそれは部隊パッチだけに飽き足らず、自分が所属するコマンドパッチにまで手が伸びています。若い将校の中にはフライデー・パッチを平日の訓練やミッションで着用している者もいます。
ここからはそんな反骨精神溢れる(?)各飛行隊でカスタマイズされたコマンドパッチのご紹介です。1回目の本日ははACCから。先日ご紹介したとおり、ACCは戦闘機や攻撃機の部隊が集中的に配備されるコマンドのため、所属するパイロットやクルーも『エリート意識』が高いのも事実です。自分の飛行隊のパッチと同じ色にコマンドパッチも変えてみた。。。なんて単純な動機で作られているものが多いようです。

そしてこちらはネブラスカ州オファット空軍基地第45偵察飛行隊(45th Reconnaissance Squadron)コブラボールのコマンドパッチ。RC-135SコブラボールとはKC-135を改造した機体で弾道ミサイルを観測する目的で使用されており、日本の嘉手納基地にも飛来する航空機。

左がコブラボールのデザインを全面に押し出したACCパッチ。見てすぐコブラボールだと分かります。右はこれまたコブラボール運用部隊ならではですが、パッチのリボンAIR COMBAT COMMANDのところがAIR COBRA COMMANDになっています。これだけでは意味は通じませんが、COMBATをCOBRAにかけたのでしょう。また、RC-135Sコブラボールは伝統的に右の主翼を黒く塗っています。理由として以前は観測用の窓が右側にあり太陽の光を反射する為に機体は右主翼のみ黒く塗られていました。技術革新が進んだ今は主翼を黒く塗る必要はありませんが、伝統的にいまでも右主翼を黒く塗っておりACCパッチの右半分も黒くなっているのはその為です。そして最後はAIR COMBAT COMMANDですが、ドクロがデザインされていてコブラボールのクルーのみならずオファット空軍基地に駐留する飛行隊で使われているようです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
昨日までアメリカ空軍の主要コマンドのパッチについてご紹介してきました。本日はそのコマンドパッチの『派生バージョン』をご紹介します。国内で現行部隊のフライトジャケットや飛行隊パッチを題材に扱った雑誌の多くはアメリカ空軍のパッチやフライトジャケットの紹介が海軍と比べると少ない様に見受けられます(ビンテージ物のA-2などは別として)。おそらく理由としては、空軍はフライトジャケットに貼るパッチの数も4枚と決まっていて、なおかつ上層部から許可を受けたパッチしか着用する事ができず、逆に海軍はTOPGUNに出てきたトムクルーズのG-1ばりにフライトジャケットを自由にパッチで飾り付ける事が出来て面白い!空軍はつまらん!!
。。。。と言うようなイメージで語られていて、空軍は面白くないと思われがちです(←個人的な主観思いっきり入ってる(笑))
ですが、それはちょっとした誤解で実はアメリカ空軍のクルーもやはり自分達の好みのスタイル、特に所属している飛行隊への愛着やプライドを全面に押し出したパッチを製作して着用しています。それらが主に『フライデー・パッチ』と呼ばれるもので、デザインとしては制式に認められていないものの、週末の金曜日や部隊内のパーティなどで着用するパッチを製作しています。
そしてそれは部隊パッチだけに飽き足らず、自分が所属するコマンドパッチにまで手が伸びています。若い将校の中にはフライデー・パッチを平日の訓練やミッションで着用している者もいます。
ここからはそんな反骨精神溢れる(?)各飛行隊でカスタマイズされたコマンドパッチのご紹介です。1回目の本日ははACCから。先日ご紹介したとおり、ACCは戦闘機や攻撃機の部隊が集中的に配備されるコマンドのため、所属するパイロットやクルーも『エリート意識』が高いのも事実です。自分の飛行隊のパッチと同じ色にコマンドパッチも変えてみた。。。なんて単純な動機で作られているものが多いようです。

上は通常のACCパッチ。左下はANGの部隊が作成したもので、有事召集された際(Mobilized)にもANGのメンバーなんだと一目で判別できANGの誇りが感じられる一枚。真ん中下は、これまたANGの部隊が製作したもので、アイオワANGの第124戦闘飛行隊によってデザインされたものです。もちろん124FSの部隊パッチも黒地に赤と黄色を用いたデザインです。右下のACCパッチはF-117ステルス戦闘機を運用していた第9戦闘飛行隊の物の様ですが、詳細は不明です。
そしてこちらはネブラスカ州オファット空軍基地第45偵察飛行隊(45th Reconnaissance Squadron)コブラボールのコマンドパッチ。RC-135SコブラボールとはKC-135を改造した機体で弾道ミサイルを観測する目的で使用されており、日本の嘉手納基地にも飛来する航空機。

左がコブラボールのデザインを全面に押し出したACCパッチ。見てすぐコブラボールだと分かります。右はこれまたコブラボール運用部隊ならではですが、パッチのリボンAIR COMBAT COMMANDのところがAIR COBRA COMMANDになっています。これだけでは意味は通じませんが、COMBATをCOBRAにかけたのでしょう。また、RC-135Sコブラボールは伝統的に右の主翼を黒く塗っています。理由として以前は観測用の窓が右側にあり太陽の光を反射する為に機体は右主翼のみ黒く塗られていました。技術革新が進んだ今は主翼を黒く塗る必要はありませんが、伝統的にいまでも右主翼を黒く塗っておりACCパッチの右半分も黒くなっているのはその為です。そして最後はAIR COMBAT COMMANDですが、ドクロがデザインされていてコブラボールのクルーのみならずオファット空軍基地に駐留する飛行隊で使われているようです。

実際のRC-135Sコブラボール。右主翼とエンジンが黒く塗られています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2014年02月25日
コマンド・パッチ PACAF USAFE
こんにちは!Luke GETSNOです!!
先週末からコマンドパッチについて紹介してきましたが、今日は日本にもなじみの深い太平洋航空軍Pacific Air Forces=PACAFとヨーロッパに展開する部隊を傘下に収める在欧米空軍United States Air Force in Europe=USAFEのコマンドパッチのご紹介です。


最後までご覧いただきありがとうございました。
明日からはコマンドパッチのあれこれをご紹介します。
先週末からコマンドパッチについて紹介してきましたが、今日は日本にもなじみの深い太平洋航空軍Pacific Air Forces=PACAFとヨーロッパに展開する部隊を傘下に収める在欧米空軍United States Air Force in Europe=USAFEのコマンドパッチのご紹介です。

左がUSAFEのコマンドパッチで右がPACAFのコマンドパッチ。
USAFEはヨーロッパ地域でのアメリカ空軍の活動を主に担当していますが、NATO加盟諸国との結び付きも強く、中東地域やアフリカなどもカバーしています。
PACAFはアラスカやハワイ・グアム、また日本の三沢基地や嘉手納基地、横田基地を傘下に収めアジア地域でのアメリカ空軍の活動を担当しています。
PACAFもUSAFEも装備する航空機は他のコマンドと比べても多種多様で、F-15,F-16などの戦闘機/攻撃機からE-3早期警戒機、KC-135空中給油機、C-17やC-130輸送機などコマンドの中で戦闘作戦から兵站まで完結できる組織となっています。
ハワイの199FSに所属する航空医官=Flight Surgeonの右胸にはPACAFのコマンド・パッチが。199FSも実はANGの所属で、実戦や演習などでMobilizeされることによりPACAFに吸収される飛行隊です。
アメリカ空軍の主要コマンド(Major Command=MAJCOM)は今まで紹介したほかに、空軍資材軍団=Air Force Material Command、空軍予備役軍団=Air Force Reserve Command、空軍宇宙軍団=Air Force Space Commandなどが存在します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
明日からはコマンドパッチのあれこれをご紹介します。
2014年02月24日
パッチ コマンドパッチ AMC, AFSOC, ANG
こんにちは!Luke GETSNOです!!
本日は前回に引き続き、アメリカ空軍のコマンドパッチをご紹介します。



最後までご覧頂きありがとうございました。
本日は前回に引き続き、アメリカ空軍のコマンドパッチをご紹介します。

左のパッチはAMCと呼ばれるAir Mobility Command=航空機動軍団のコマンドパッチです。このコマンドには主に輸送機が配備されており、C-130やC-17、空中給油機のKC-10やKC-135も配備されており、アメリカ軍最大の輸送機C-5ギャラクシーもAMCに配備されています。AMCもまたACCなどと同じくMAJCOMと呼ばれるメジャーコマンドの一つでアメリカ空軍のみならず、世界各地に展開する米軍とその同盟軍の兵站の要となっています。
右のパッチはAir Force Special Operations Command(AFSOC)=空軍特殊作戦軍団のコマンドパッチです。このコマンドはその名の通り、特殊作戦を専門に遂行する部隊が配属されており、それに使用される航空機もまた特殊作戦仕様。沖縄の嘉手納基地に駐留しMC-130特殊作戦機を運用している第353特殊作戦群(353rd Special Operations Group)もAFSOCの管轄です。AFSOC傘下の部隊の主なミッションは特殊部隊の戦地潜入支援や救難活動などがメインですが、戦地でテレビ放送やラジオ放送などを行う心理戦と呼ばれるミッションも行っています。

ペンシルバニア州兵193SOW/193SOSに所属していたEC-130Eコマンド・ソロ(63-9817)。
いわゆる心理作戦機で機内でテレビやラジオを放送できる設備を搭載し、アルファベットのXの形をした大型アンテナを介して友軍に有利な情報を敵地に放送して敵の士気を下げるミッションを行った。現在E型は退役しており、同ミッションはEC-130Jが引き継いでいる。
続いてはANGのコマンドパッチです。
ANGはAir National Guard=空軍州兵と訳され、文字通り州兵で構成されるコマンドです。もともとは第一線を退いた戦闘機を運用して各州の防空任務にあたっていたANG部隊ですが、湾岸戦争以降のアメリカ空軍の組織改革の中で、ACCや他のコマンドと共に中東やアフガニスタンなど世界各地に展開してミッションを行うようになり州兵と言う枠を超えた活動をしています。
ANGに在籍するクルーは普段は一般企業に勤めていたりして、週末になると訓練をおこなう所謂"Weekend Warrior"と呼ばれるクルーが数多く在籍します。つまり、フルタイムの軍人ではなく年に定められた時間を訓練に費やすパートタイムの軍人で構成されている事が多々あります。有事の際などに召集されて実際に戦地に赴くと言うのが基本的なパターンです。
ANGの各部隊は有事召集(Mobilized)された際に配属するコマンドが決まっています。AFSOCの項目で例に挙げた193SOWも平時はペンシルバニア州兵(PAANG)の傘下なのですが、有事やミッションで世界各地に展開する際にはAFSOC傘下に配属となります。
この辺はAFRC(Air Force Reserve Command)空軍予備軍団に籍を置く予備役の兵士とも共通しているなかなか興味深い運用です。また時間を見つけて別の機会に詳しく説明します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
2014年02月22日
パッチ Command Patch ACC, AETC, AFGSC
こんにちは!Luke GETSNOです!
このブログを立ち上げてから、アメリカ空軍の飛行隊のパッチを中心に紹介してきました。空軍には大まかに分けると飛行隊を管轄する航空団がいて、さらにその航空団が所属するコマンド(軍団)があります。主要コマンド=Major Commandは10個ほどあります。今日はそのコマンド・パッチを紹介します。各コマンドにはそれぞれのミッションがあり、作戦任務や担当する地域で分けられています。コマンド・パッチはフライトスーツやフライトジャケットの右胸に着用する規則となっています。



最後までご覧いただきありがとうございます。
今回からはアメリカ空軍各コマンドのパッチを紹介していきます。
*各コマンドの日本語訳は日本語Wikipediaを参照しました。
このブログを立ち上げてから、アメリカ空軍の飛行隊のパッチを中心に紹介してきました。空軍には大まかに分けると飛行隊を管轄する航空団がいて、さらにその航空団が所属するコマンド(軍団)があります。主要コマンド=Major Commandは10個ほどあります。今日はそのコマンド・パッチを紹介します。各コマンドにはそれぞれのミッションがあり、作戦任務や担当する地域で分けられています。コマンド・パッチはフライトスーツやフライトジャケットの右胸に着用する規則となっています。

まずご紹介するのはACCのコマンドパッチです。
ACCはAir Combat Command=航空戦闘軍団と訳され、アメリカ空軍の中でもF-22、F-15、F-16、A-10などの戦闘機を運用し、アメリカ空軍の戦略の柱となっています。

左が通常のACCのコマンドパッチでフライトスーツや難燃性素材Nomexのフライトジャケットに着用します。右のややサイズが大きいACCパッチは、アメリカ空軍の革製フライトジャケットA-2に使用されるパッチで、布地のパッチに革の土台が据えられています。トップの写真でも革製のフライトジャケットを着用しているパイロットが使用しています。
次はAETCとAFGSCです。
AETCはAir Education Training Command=航空教育・訓練軍団と訳され、アメリカ空軍のパイロットやクルーの養成を請け負うコマンドです。戦闘機や輸送機などのパイロットやクルーの養成のみならず、数ある空軍内部の職種に就く為の教育や訓練がこのコマンドで行われます。
AFGSCは2009年に設立されたアメリカ空軍の中でも最も新しいコマンドで、Air Force Global Strike Command=地球規模攻撃軍団と訳されます。それまで、ACCに配属されていた爆撃機が核兵器を扱うなど、コマンドでの運用上の違いから1992年に廃止されたSAC=Strategic Air Commandの規模を一新して新たに設立されました。このコマンドにはB-1やB-2、B-52などといった戦略爆撃機を擁する航空団が所属します。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回からはアメリカ空軍各コマンドのパッチを紹介していきます。
*各コマンドの日本語訳は日本語Wikipediaを参照しました。
2014年02月21日
パッチ 494FS ブラック・パンサーズ
こんにちは!Luke GETSNOです!!
本日は48FWに在籍するもう一つのF-15Eストライクイーグル飛行隊の第494戦闘飛行隊(494th Fighter Squadron)のパッチをご紹介します。
494FSは第二次世界大戦中の1941年に編成された第57爆撃飛行隊(57th Bombardment Squadron)にルーツを置き、大戦中は太平洋地域や日本軍との戦いに動員されました。
その後、1952年に戦闘飛行隊と名前を変え、1960年には48FWと共にRAFレイクンヒースに駐留するようになりました。既に50年以上イギリスに籍を置く飛行隊です。


最後までご覧頂きましてありがとうございます。
本日は48FWに在籍するもう一つのF-15Eストライクイーグル飛行隊の第494戦闘飛行隊(494th Fighter Squadron)のパッチをご紹介します。
494FSは第二次世界大戦中の1941年に編成された第57爆撃飛行隊(57th Bombardment Squadron)にルーツを置き、大戦中は太平洋地域や日本軍との戦いに動員されました。
その後、1952年に戦闘飛行隊と名前を変え、1960年には48FWと共にRAFレイクンヒースに駐留するようになりました。既に50年以上イギリスに籍を置く飛行隊です。

左上:494FS飛行隊パッチ 中上:2001年イラク・サザンウォッチ作戦 右上:2011年韓国クンサンAB展開記念
左下:2011年韓国展開記念 中下:Fit to Fuck 右下:拳を北へ
494FSは2011年に韓国のクンサン基地に4ヶ月間駐留していました。ここでご紹介したパッチも殆どがその頃に製作されたパッチです。
上段真ん中のパッチは2001年にイラク上空飛行禁止空域監視作戦に参加したのですが、10年前の1991年には湾岸戦争で同じ空域を飛んでいた事を記念したパッチです。
その隣は2011年の韓国展開記念パッチですが、展開先のクンサン基地はアメリカ空軍が管理をしF-16を装備する第8戦闘航空団(8th Fighter Wing)が駐留しています。8FWのインシグニアはウルフパック(Wolf Pack=狼の群れ)が使われており、ブラック・パンサーの494FSが駐留することで、プラス1(Gained by One)戦力アップになったと北朝鮮への牽制が展開目的だった事を伺わせるパッチです。
下段のパッチも2011年のクンサン展開記念です。拳のデザインはまさに『北』に向けてですね。真ん中の"Fit to Fuck"パッチは詳細は不明です。日本語の意味は『Hできる相手』と言うニュアンスですが米軍パッチの中にはこういうネタのものも多く見られます。

494FSは2011年の韓国展開中に、日本の横田基地と三沢基地の航空祭参加の為に飛来しました。494FSの韓国展開は現在米軍が地球規模で進めている組織改変の一遍なのですが、日本で在欧米空軍(USAFE)の部隊が見られるなんて、一昔前では考えられませんでした。
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
2014年02月20日
パッチ 492FS マッドハッターズ
こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日は48FWでF-15Eストライクイーグルを運用する飛行隊の1つ、第492戦闘飛行隊(492nd Fighter Squadron)のパッチをご紹介します。




最後までご覧頂きありがとうございました。
今日は48FWでF-15Eストライクイーグルを運用する飛行隊の1つ、第492戦闘飛行隊(492nd Fighter Squadron)のパッチをご紹介します。

左上:492FS飛行隊パッチ 右上:492FS F-15Eパッチ
下:492FS/494FS レッドフラッグ・WSEP参加記念パッチ
492FSは1943年に編成され、やはり同郷の493FSと同じくイギリスに長いことホームベースを置き、活動してきました。1992年にF-15Eストライクイーグルを装備する飛行隊となるまでは、F-111戦闘爆撃機、またその以前にはF-4ファントム戦闘機を運用していました。最近では2011年の対リビアへの爆撃作戦『オデッセイ・ドウン』=Odyssey Dawnにも参加し、数多くの戦果を挙げています。
2011年に横田基地で開催されたフレンドシップデイと三沢基地で開催された航空祭では姉妹飛行隊の494FSのクルーによる運用だったものの、492FS所属のF-15Eが日本で一般に初公開されました。
2011年横田基地フレンドシップデイで展示されたF-15E (AF91-0309)。494FSのクルーによって運用されていた為かエンジンカバーは494FSの物ですが、機体には492FSのインシグニアが描かれています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
2014年02月19日
パッチ 493rd Fighter Squadron
こんにちは!Luke GETSNOです!!
48FWの所属飛行隊ご紹介の1回目は航空団の中で唯一F-15Cを運用する第493戦闘飛行隊(493rd Fighter Squadron)のご紹介です。
493FSのルーツは第二次大戦中の1941年まで遡ります。1994年に現在のF-15を装備する飛行隊として再編成されるまではF-111戦闘爆撃機やF-4ファントム戦闘機などを運用していましたが、その間ずっとRAFレイクンヒースに駐留していました。


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48FWの所属飛行隊ご紹介の1回目は航空団の中で唯一F-15Cを運用する第493戦闘飛行隊(493rd Fighter Squadron)のご紹介です。
493FSのルーツは第二次大戦中の1941年まで遡ります。1994年に現在のF-15を装備する飛行隊として再編成されるまではF-111戦闘爆撃機やF-4ファントム戦闘機などを運用していましたが、その間ずっとRAFレイクンヒースに駐留していました。

左上:48FWパッチ 中上:493FS飛行隊パッチ 右上:493FSイーグルドライバーパッチ
左下:Reaper Eagle Driverパッチ 右下:493FSフライデーパッチ
1994年にF-15を装備してからの20年間で飛行隊のパッチのデザインにも変遷があったようです。F-111などを使用していた頃の飛行隊パッチが中上のデザインと同一なのですが、最近は新しいデザインになったようです。

こちらは2013年と2014年に製作された493FSの作戦および演習参加記念パッチです。
左上:Baltic Air Policing 2014 NATOによるバルト三国の領空警備を行う作戦
右上:Tactical Leadership Program 2014 NATO諸国で行われる軍事演習
下:Arctic Challenge 2013 アークティック・チャレンジはノルディック海峡のレッド・フラッグと呼ばれ、欧州各国のNATO同盟軍との間で行われる軍事演習
上記3種類のパッチからも分かるかと思いますが、レイクンヒースの飛行隊は非常にNATOとの関わり合いが強いことが特徴です。最近ではNATO軍との演習だけではなく、イスラエルやトルコなどの国との演習にも参加しているようです。
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2014年02月18日
パッチ 48th Fighter Wing
こんにちは!Luke GETSNOです!!
本日は、イギリスはレイクンヒース空軍基地(RAF Lakenheath)に駐留する第48戦闘航空団(48th Fighter Wing)のご紹介です。
アメリカ空軍は日本を含め世界各地の同盟国に基地を置いており、中には嘉手納基地のように大規模な軍事行動の拠点になっているものも少なくありません。48FWが本拠地を置くRAFレイクンヒースもその一つです。RAFとはRoyal Air Forceの略でイギリス空軍の意味です。意外と(?)一般には広く知られていないようですがイギリスにもアメリカ空軍の基地があり、ここRAFレイクンヒースはF-15Cイーグル及びF-15Eストライクイーグルを運用する48FWのホームベースとなっております。

世界規模で作戦行動を行うアメリカ空軍は各地域ごとにコマンド(Command)と呼ばれる『軍団』を編成して、巨大な組織をコンパクトにまとめる工夫をしています。ヨーロッパに駐留する部隊は在欧米空軍コマンド(U.S.Air Forces in Europe=USAFE)と呼ばれるコマンドに配置されミッションを行います。上のパッチがUSAFEのコマンドパッチ。フライトジャケットやフライトスーツの右胸に着用するパッチです。ちなみに嘉手納や三沢の部隊が所属するコマンドは太平洋航空軍(Pacific Air Forces=PACAF)です。


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本日は、イギリスはレイクンヒース空軍基地(RAF Lakenheath)に駐留する第48戦闘航空団(48th Fighter Wing)のご紹介です。
アメリカ空軍は日本を含め世界各地の同盟国に基地を置いており、中には嘉手納基地のように大規模な軍事行動の拠点になっているものも少なくありません。48FWが本拠地を置くRAFレイクンヒースもその一つです。RAFとはRoyal Air Forceの略でイギリス空軍の意味です。意外と(?)一般には広く知られていないようですがイギリスにもアメリカ空軍の基地があり、ここRAFレイクンヒースはF-15Cイーグル及びF-15Eストライクイーグルを運用する48FWのホームベースとなっております。

世界規模で作戦行動を行うアメリカ空軍は各地域ごとにコマンド(Command)と呼ばれる『軍団』を編成して、巨大な組織をコンパクトにまとめる工夫をしています。ヨーロッパに駐留する部隊は在欧米空軍コマンド(U.S.Air Forces in Europe=USAFE)と呼ばれるコマンドに配置されミッションを行います。上のパッチがUSAFEのコマンドパッチ。フライトジャケットやフライトスーツの右胸に着用するパッチです。ちなみに嘉手納や三沢の部隊が所属するコマンドは太平洋航空軍(Pacific Air Forces=PACAF)です。

48FWのパッチ。又の名をLiberty Wingとして知られ航空団のパッチは自由の女神がモチーフとなっています。

このパッチは1999年に行われたアライドフォース作戦に参加した際に製作された48FWのパッチです。48FWに所属する3飛行隊のマスコットがデザインされています。
今日から3日間48FWに所属する3飛行隊のパッチを紹介していきます。
最後までご覧頂きありがとうございました。