2014年02月26日

コマンド・パッチ あれこれ ~ACC~

こんにちは!Luke GETSNOです!!
昨日までアメリカ空軍の主要コマンドのパッチについてご紹介してきました。本日はそのコマンドパッチの『派生バージョン』をご紹介します。国内で現行部隊のフライトジャケットや飛行隊パッチを題材に扱った雑誌の多くはアメリカ空軍のパッチやフライトジャケットの紹介が海軍と比べると少ない様に見受けられます(ビンテージ物のA-2などは別として)。おそらく理由としては、空軍はフライトジャケットに貼るパッチの数も4枚と決まっていて、なおかつ上層部から許可を受けたパッチしか着用する事ができず、逆に海軍はTOPGUNに出てきたトムクルーズのG-1ばりにフライトジャケットを自由にパッチで飾り付ける事が出来て面白い!空軍はつまらん!!

。。。。と言うようなイメージで語られていて、空軍は面白くないと思われがちです(←個人的な主観思いっきり入ってる(笑))
ですが、それはちょっとした誤解で実はアメリカ空軍のクルーもやはり自分達の好みのスタイル、特に所属している飛行隊への愛着やプライドを全面に押し出したパッチを製作して着用しています。それらが主に『フライデー・パッチ』と呼ばれるもので、デザインとしては制式に認められていないものの、週末の金曜日や部隊内のパーティなどで着用するパッチを製作しています。
そしてそれは部隊パッチだけに飽き足らず、自分が所属するコマンドパッチにまで手が伸びています。若い将校の中にはフライデー・パッチを平日の訓練やミッションで着用している者もいます。

ここからはそんな反骨精神溢れる(?)各飛行隊でカスタマイズされたコマンドパッチのご紹介です。1回目の本日ははACCから。先日ご紹介したとおり、ACCは戦闘機や攻撃機の部隊が集中的に配備されるコマンドのため、所属するパイロットやクルーも『エリート意識』が高いのも事実です。自分の飛行隊のパッチと同じ色にコマンドパッチも変えてみた。。。なんて単純な動機で作られているものが多いようです。


上は通常のACCパッチ。左下はANGの部隊が作成したもので、有事召集された際(Mobilized)にもANGのメンバーなんだと一目で判別できANGの誇りが感じられる一枚。真ん中下は、これまたANGの部隊が製作したもので、アイオワANGの第124戦闘飛行隊によってデザインされたものです。もちろん124FSの部隊パッチも黒地に赤と黄色を用いたデザインです。右下のACCパッチはF-117ステルス戦闘機を運用していた第9戦闘飛行隊の物の様ですが、詳細は不明です。


そしてこちらはネブラスカ州オファット空軍基地第45偵察飛行隊(45th Reconnaissance Squadron)コブラボールのコマンドパッチ。RC-135SコブラボールとはKC-135を改造した機体で弾道ミサイルを観測する目的で使用されており、日本の嘉手納基地にも飛来する航空機。



左がコブラボールのデザインを全面に押し出したACCパッチ。見てすぐコブラボールだと分かります。右はこれまたコブラボール運用部隊ならではですが、パッチのリボンAIR COMBAT COMMANDのところがAIR COBRA COMMANDになっています。これだけでは意味は通じませんが、COMBATをCOBRAにかけたのでしょう。また、RC-135Sコブラボールは伝統的に右の主翼を黒く塗っています。理由として以前は観測用の窓が右側にあり太陽の光を反射する為に機体は右主翼のみ黒く塗られていました。技術革新が進んだ今は主翼を黒く塗る必要はありませんが、伝統的にいまでも右主翼を黒く塗っておりACCパッチの右半分も黒くなっているのはその為です。そして最後はAIR COMBAT COMMANDですが、ドクロがデザインされていてコブラボールのクルーのみならずオファット空軍基地に駐留する飛行隊で使われているようです。



実際のRC-135Sコブラボール。右主翼とエンジンが黒く塗られています。


最後までご覧いただきありがとうございました。




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