スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2014年02月16日

パッチ 33rd Resque Squadron

こんにちは!Luke GETSNOです!!
本日は沖縄県嘉手納基地に駐留するヘリコプター部隊、第33救難飛行隊(33rd Rescue Squadron)のパッチのご紹介です。
33RQS(RSには偵察飛行隊=Reconnaissance Squadronの意味があるので空軍内では混乱を防ぐため識別に救難飛行隊は略称をRQSで表します)は、1952年に嘉手納基地で編成された救難飛行隊で、現在はHH-60Gペイブホークを使用してCSAR(Combat Search And Rescue)とよばれる戦闘救難捜索任務についています。CSARとは友軍のパイロットやクルーが搭乗していた航空機が墜落や撃墜された等の理由で敵地帯(Bihind the enemy line)に取り残された際、救出する場合に行なわれる任務で33RQSの第一任務となっています。
平時には航空機の墜落事故や、海上船舶の遭難時の捜索、航空機が着陸できない地域での傷病者の運搬、Disaster Reliefと呼ばれる災害援助など幅広い救難活動に携わっています。


左:33RQS用PACAFコマンドパッチ

中:33RQS 飛行隊パッチ

右:33RQS HH-60G航空機パッチ

飛行隊のニックネームはJolly Greenですが、実はこれアメリカ空軍の救難飛行隊共通で使用されているニックネームです。アメリカの某社の冷凍とうもろこしのCMにも使われているGreen Giantが基になっています。敵地で被弾し脱出したパイロットからしたら、助けに来る彼らはGreen Giantの様に頼もしく見えた事でしょう。

また、飛行隊のモットー"That Others May Live"=『(我々の任務で)他の人間が救われるのだから』も救難隊すべてで共通して使われているモットーです。

各救難隊にパイロットや整備員以外にも実際にヘリに同乗して任務を遂行するPJ=Parachute Jumper と呼ばれる救難のスペシャリストが配属されています。



嘉手納基地を離陸する33RQSのHH-60G



最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 23:06Comments(0)その他-飛行隊