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Posted by ミリタリーブログ at

2014年01月29日

スカーフ 393rd Bomb Squadron

こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日は、昨日紹介した第509爆撃航空団(509th Bomb Wing)所属の第393爆撃飛行隊(393rd Bomb Squadron)のスカーフをご紹介します。
393BSはB-2Aスピリット・ステルス爆撃機を運用する飛行隊で本拠地はミズーリ州のホワイトマン空軍基地です。ニックネームはタイガース(Tigers)でトラの絵柄がスカーフにもデザインされています。

左下には393BSの制式部隊パッチ。反対側にはトラの紋柄と手(足?)形がデザインされています。



スカーフの縁には、過去に同隊が参加したミッションの名前が書かれています。

Air Offensive Japan=1942年4月17日のDoolittle作戦に端を発した日本本土への爆撃作戦(1945年9月2日の終戦まで続いた)

Eastern Mandates=マーシャル諸島日本軍攻略

Western Pacific Theater=マリアナ諸島およびパラウ島日本軍攻略

American Theater=第二次大戦中の南北アメリカ大陸における枢軸国と連合国との攻防

Antisubmarine=第二次大戦中のドイツ軍Uボート撃退ミッション

Operation Crossroads=1946年にビキニ環礁で米軍が行った2個の原爆実験に与えられた名前。

Operation Arclight=ベトナム戦争時、B-52Dを使用する飛行隊がグアム島に一挙集結し、戦場での近接航空支援(Close Air Support)を行ったミッション。

(通常CASは低空で小型戦術機が行うため標的になりやすい大型機でのCASミッションは非常に稀。

Operation Allied Force=1999年に起きたNATO主導のユーゴスラビア空爆作戦

Operation Enduring Freedom=2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロへの報復として、実行犯タリバンをかくまっているとして米軍が主導して行ったアフガニスタンでの軍事行動。(現在進行形の作戦)

Operation Iraqi Freedom=2003年にイラクのフセイン大統領打倒を掲げてアメリカが単独で行った軍事作戦。




こう見ると非常に多くの軍事作戦に393BSが参加していたことが分かります。特にアメリカ空軍でも20機しか存在しないB-2Aを運用するようになった1993年からは飛行隊の存在意義はさらに高まり、アメリカが参加する空爆作戦のほとんどに関与しているようです。B-2の配備以前はジェネラルダイナミクスFB-111A戦闘爆撃機、ボーイングB-52戦略爆撃機を運用していました。これらの航空機のシルエットもこのスカーフにはデザインされています。(上から)B-2A, FB-111, B-52, B-47, B-50, B-29の順。

最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 23:30Comments(0)B-2 Spirit