2014年02月27日
コマンド・パッチ あれこれ ~AFGSC~
こんにちは!Luke GETSNOです!!
昨日はACCのコマンドパッチのあれこれについてお話しました。自分の部隊仕様にコマンドパッチを変えて着用すると言うのが最近は良く見かけます。アメリカ空軍で最も新しいMAJCOMのAFGSC(Air Force Global Strike Command=地球規模攻撃軍団)でも見受けられます。
最後までご覧頂ありがとうございました。
昨日はACCのコマンドパッチのあれこれについてお話しました。自分の部隊仕様にコマンドパッチを変えて着用すると言うのが最近は良く見かけます。アメリカ空軍で最も新しいMAJCOMのAFGSC(Air Force Global Strike Command=地球規模攻撃軍団)でも見受けられます。
上段はAFGSCの通常のコマンドパッチ。
右下はルイジアナ州バークスデール空軍基地でB-52を運用する第96爆撃飛行隊=96th Bomb Squadronによって製作されたAFGSCコマンドパッチ。96BSのニックネーム"Red Devils"に因んでコマンドパッチも赤に統一したようです。
中下は以前、紹介したB-2ステルス爆撃機を運用する第509爆撃航空団(509th Bomb Wing)が製作したAFGSCコマンドパッチです。このパッチが製作されたのが2011年なのですが、ネバダ州のネリス空軍基地で行われた総合演習"Red Flag"に参加する直前でした。各飛行隊では士気を盛り上げるために、演習の参加前や海外への展開を前に新しいデザインのパッチを製作して、遠征に参加するクルー全員で着用して連帯感を高めると言う事を行っています。
左下のパッチですが、これはなぜだか他のパッチと比べてデザインがまったく違います。実はこれ、AFGSCの前身といっても過言でないコマンド"Strategic Air Command"戦略航空軍団=SACのコマンドパッチを基にしているのです。このSACは1946年に設立されベトナム戦争では北爆の中核を担い、冷戦時代は核兵器の運用を行っていたコマンドでB-52をはじめとする爆撃機は、1992年にACCに合併吸収されるまで全てこのSACに配属されていました。
この様に過去の飛行隊やコマンドのデザインを踏襲したパッチはヘリテージ・パッチ=Heritage Patchと呼ばれフライデーパッチ同様、多くのクルーが着用しているようです。
最後までご覧頂ありがとうございました。
Posted by Luke GETSNO at 22:42│Comments(0)
│パッチ あれこれ