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Posted by ミリタリーブログ at

2014年02月22日

パッチ Command Patch ACC, AETC, AFGSC

こんにちは!Luke GETSNOです!
このブログを立ち上げてから、アメリカ空軍の飛行隊のパッチを中心に紹介してきました。空軍には大まかに分けると飛行隊を管轄する航空団がいて、さらにその航空団が所属するコマンド(軍団)があります。主要コマンド=Major Commandは10個ほどあります。今日はそのコマンド・パッチを紹介します。各コマンドにはそれぞれのミッションがあり、作戦任務や担当する地域で分けられています。コマンド・パッチはフライトスーツやフライトジャケットの右胸に着用する規則となっています。




まずご紹介するのはACCのコマンドパッチです。

ACCはAir Combat Command=航空戦闘軍団と訳され、アメリカ空軍の中でもF-22、F-15、F-16、A-10などの戦闘機を運用し、アメリカ空軍の戦略の柱となっています。




左が通常のACCのコマンドパッチでフライトスーツや難燃性素材Nomexのフライトジャケットに着用します。右のややサイズが大きいACCパッチは、アメリカ空軍の革製フライトジャケットA-2に使用されるパッチで、布地のパッチに革の土台が据えられています。トップの写真でも革製のフライトジャケットを着用しているパイロットが使用しています。






次はAETCとAFGSCです。

AETCはAir Education Training Command=航空教育・訓練軍団と訳され、アメリカ空軍のパイロットやクルーの養成を請け負うコマンドです。戦闘機や輸送機などのパイロットやクルーの養成のみならず、数ある空軍内部の職種に就く為の教育や訓練がこのコマンドで行われます。

AFGSCは2009年に設立されたアメリカ空軍の中でも最も新しいコマンドで、Air Force Global Strike Command=地球規模攻撃軍団と訳されます。それまで、ACCに配属されていた爆撃機が核兵器を扱うなど、コマンドでの運用上の違いから1992年に廃止されたSAC=Strategic Air Commandの規模を一新して新たに設立されました。このコマンドにはB-1やB-2、B-52などといった戦略爆撃機を擁する航空団が所属します。


最後までご覧いただきありがとうございます。
今回からはアメリカ空軍各コマンドのパッチを紹介していきます。

*各コマンドの日本語訳は日本語Wikipediaを参照しました。  

Posted by Luke GETSNO at 21:16Comments(2)PATCH USAF