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Posted by ミリタリーブログ at

2014年06月14日

6/12 嘉手納基地 WC-135C

こんにちは!Luke GETSNOです!!
今週仕事でちょいと沖縄まで行ってまいりました。
木曜日にお昼を食べながら撮影できた機体をご紹介します。
午前中は北谷で仕事中だったので基地の様子はわかりませんが、地元のF-15はそんなにフライトはしていなかった様な雰囲気でした。

お昼前に北風/05運用の基地に着くとグラウンドに怪しい『トラ』のコールサインが。上がりを撮ろうと23側へ移動するも一向に上がってきません。どうやら調子が悪くて一度スポットに引き返したようです。少したってスポットから出てきた機体はWC-135C(62-3582)コンスタント・フェニックス。


エンジンの調子が悪いらしく、滑走路上でエンジンテストをしていましたが、どうやらNGの様子。スポットに引き返す途中で目の前を転がってくれました。


この機体は大気サンプルを収集するミッションを行い、その中の一つに放射性物質のサンプリングがあります。先般の東日本大震災に係わる福島第一原発の事故の際にも日本上空で大気サンプリングミッションについていた事が公になっています。


左右両方の主翼やや上に設けられたサンプリングポッド。Wikiからの抜粋によればこれは『フィルター・ペーパー付きの収集装置』で、機内には『採取した全サンプルを高圧力下で保存する圧縮装置を備え、大気中に含まれる微量の放射性粒子をリアルタイムに探知できる能力をもつ』のだそうです。



しかしながら、この機体はすでに50年以上前に発注された機体で老朽化が進んでいるようです。今回も結局、私が基地エンドに滞在している間はフライトできなかったようです。RC-135を含めて多くのC-135シリーズがエンジン換装を進めていく中で、WC-135やOC-135のエンジンは改造される話が聞こえてきません。後継機の話も??です。空を飛べないとミッションが成立しないので、予算との相談になっているのでしょうか。


以前WC-135のこんな悲しいパッチを紹介しました。嘉手納に展開中のクルーが製作したようですが、ニックネームのコンスタント・フェニックスではなく、コンスタント・ブロークです。『Constant BROKE=頻繁に壊れる。。。^^;』
ConstantPhoenixが動いている姿をあまり見かけるチャンスがなかったので、今回短時間のエンド滞在でも私にとってはかなりうれしい収穫でした。でもこんなパッチが作られないようにエンジンを改修したらいいのにな。。。ボソッ

最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 00:10Comments(0)SPOTTING