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Posted by ミリタリーブログ at

2014年01月17日

パッチ 14th Fighter Squadron その2

こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日は昨日に引き続き、青森県三沢基地に駐留する第14戦闘飛行隊(14th Fghter Squadron)のパッチをご紹介。
前回は部隊パッチを中心に紹介しましたので、今回は記念パッチと呼ばれる物をご紹介します。



そもそもアメリカ軍の中でPATCHというものは自分の名前や階級、所属部隊を表す為に使われてきたのですが、それ以外にも自分の戦歴を誇るためなど兵士の士気向上の為にも使われてきました。
実際に戦地に赴いた場合は当然ですが、世界各地で行われている軍事演習に参加した時などもこの記念パッチを部隊ごとに作っています。



左上のパッチはレッドフラッグと呼ばれ、ネバダ州ラスベガスのネリス空軍基地で行われるアメリカ軍の中でも最大級の軍事演習に14FSが2006年に参加した記念のパッチです。デザインはエルビス・プレスリーとVEGAS BABYのフレーズ(笑)。ビバ!ラスベガスと言う事ですね。

右上のパッチはMaple Flagと呼ばれるカナダ軍との合同演習に2002年14FSが参加した際の記念パッチ。カナダ国旗のメープルとF-16、そしてサムライが描かれています。

左下のパッチはCommando Slingというシンガポール軍との合同演習に参加した際のパッチ。アメリカ軍は日本だけでなくアジア各国の親米国家との軍事演習も頻繁に行っています。このCommando Slingも年2回程度開催されており、その都度パッチが作成されています。

右下のパッチはいわゆる実戦参加の記念パッチ。サザン・ウォッチ作戦 と呼ばれ(Operation Southern Watch) は、湾岸戦争後、イラク南部に設けられた飛行禁止空域を監視する作戦で、アメリカ合衆国を中心に2003年のイラク戦争前まで行われました。



左上のパッチはグリーンフラッグと呼ばれる軍事演習に参加した際のパッチです。グリーンフラッグはアメリカ陸軍との共同での演習で航空部隊は地上の敵部隊を制圧するCAS:Close Air Supportミッションを行うシナリオが用意されています。サイコロの一面にアラブ系の男が2人。そこに標的があたってド真中に『You are here』(おまえはここ)と過激な文句が書かれています。

真中のパッチはNorthern Edgeと呼ばれる、アラスカで開催された日本の航空自衛隊やカナダ軍も参加して行われる共同演習への参加パッチです。ルーニー・テューンズに登場するウサギのバックスバニーが描かれていますが、これは14FSの前身の部隊が第二次世界大戦にヨーロッパ戦線で偵察機を使って活動していた際に好んで使っていたデザインを復刻したデザインとの事。と言う事は、バックスバニーも2次大戦の頃には生まれていたキャラクターだったのですね。

右上のパッチはレッドフラッグ・アラスカへの参加記念パッチで、前述のRed Flagはラスベガスでしたがアラスカでも定期的にレッドフラッグが開催されています。

左下のパッチはグリーンフラッグ演習に2012年に参加した際の記念パッチです。

右下のパッチは2010年に14FSが韓国(ROK=Republic of Korea)に4ヶ月間派遣された際に作成した記念パッチです。14EFSとなっていますが、これはExpeditionary Fighter Squadronの略で、ホームベースから海外に派遣される際にはExpeditionary(=遠征)飛行隊となるために、こう表記されます。



最後までご覧いただきありがとうございました。






  

Posted by Luke GETSNO at 21:19Comments(0)戦闘飛行隊