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Posted by ミリタリーブログ at

2014年04月19日

パッチ 55th Wing その2

こんにちは!Luke GETSNOです!!
本日は前回に引き続き、55WGのパッチをご紹介します。55WGはC-135シリーズの派生型をメインに運用しており、その主なミッションは偵察と情報収集です。部隊の中には戦闘機部隊とはまた違った気概があり、パイロットをはじめとして各航空機に配置されるクルーも、大所帯ながら独特の雰囲気があるようです。それは製作されるパッチにも表れています。
こちらの左2枚のパッチは2003年のイラク戦争に参加した際の記念パッチです。確実な情報を掴むことが戦況を有利に運ぶ鉄則ですのでRC-135部隊の展開は必要不可欠です。そして右のパッチですが、オリジナルは冷戦時代に作られたと思われます。
旧ソ連の国旗に斜線がしてあり、『偵察は私の生活、危険は私の仕事』と旧ソ連に対して情報収集活動をしていたことがわかります。


もう一つオリジナルは冷戦時代と思われるのがこちら。
『I'VE GOT A STRONG URGE TO FLY BUT I'VE GOT NOWHERE TO FLY TO....BRING BACK THE WALL』
「俺には飛ぶ必要があるんだけど、飛ぶところがないんだよ。。。壁を取り戻せ!」

この『壁』というのはご存じ冷戦の象徴だったベルリンの壁のことです。米ソの冷戦構造が壊れた段階で戦略偵察の必要性が薄れていた時期に作成されたと推測できます。とはいえ、冷戦崩壊から20年以上経った今でも偵察機の重要性は変わらないようです。

そして、こちらはREAL RECCEパッチ。RecceとはスラングでReconnaissance=偵察を意味します。このパッチはSR-71、U-2、RC-135の正面形がデザインされていますが、SR-71とU-2は黒で、RC-135は色も付けてしっかりと表現されています。
この3機種の中でRC-135こそが真の偵察機という意味の様です。

最後までご覧いただきありがとうございました。次回も引き続き55WG関係のパッチをご紹介します。  

Posted by Luke GETSNO at 06:18Comments(0)航空団 Wings