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Posted by ミリタリーブログ at

2014年03月26日

パッチ 9th Fighter Squadron

こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日のご紹介は49FWに所属した3つの飛行隊のうち最後、第9戦闘飛行隊(9th Fighter Squadron)のパッチをご紹介します。
9FSのルーツも同じ49FWに所属した7FS、8FSと同様、1940年にミシガン州セルフリッジで発足した第9追跡飛行隊(9th Pursuit Squadron)にあります。その後も基本的にトリオを解消することなく第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の実戦もくぐり抜け1977年に現在のホームベースのニューメキシコ州ホロマン空軍基地へ移動し、F-15Aを装備する飛行隊となりました。
15年間に渡るF-15運用期間を経て1992年には当時F-4ファントムの訓練を一手に引き受けていたカリフォルニア州ジョージ空軍基地(George AFB)の閉鎖に伴い、9FS(当時は9TFS)はドイツ空軍のF-4乗員の訓練を引き受けることになります。1992年の6月からジョージAFBから移動してきたF-4でドイツ空軍のクルー訓練を行い、ミッションはその後1年間続きました(その後、ドイツ空軍向けの訓練は新設された第20戦闘飛行隊が引き受ける)。そして1993年には49FW傘下の2飛行隊より1年遅れてステルス戦闘機F-117を装備する飛行隊となりました。


左上:9FS スコードロンパッチ 右上:9FS ヘリテージパッチ

左下:9FS ステルスドライバーパッチ 右下:Operation Allied Force ドイツ・シュパングダーレム空軍基地展開記念


9FSもやはり空軍の予算削減の波に飲まれ49FW傘下の他2飛行隊と同じくF-117を手放す運命になります。2008年に最後のF-117がホロマンAFBを離れると、他の2飛行隊はF-22を装備する飛行隊へと改編したものの9FSはそのまま解散となりました。
しかし、2012年には無人機MQ-9リーパーを装備する9th Attack Squadronとして新たにホロマンAFBで編成され、現在は無人機のパイロットやオペレーターを養成するミッションについています。

最後までご覧頂ありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 21:39Comments(0)戦闘飛行隊