2016年01月05日

Patch Tuesday Vol. 19 ~493FS 2015 クリスマス~

こんにちは!Luke GETSNOです!!

今日はアメリカ空軍第493戦闘飛行隊のパッチをご紹介します。

493FSはイギリスのRAFレイクンヒースに駐留するF-15C/Dを運用する飛行隊です。

昨今のきな臭い国際情勢の下、クリミア半島を巡るロシア側と西側諸国との小競り合いや、テロ集団ISISを巡る連合国軍による空爆などがあり

ヨーロッパに駐留する部隊は多忙を極めている様です。

Patch Tuesday Vol. 19 ~493FS 2015 クリスマス~


左のパッチは同じRAFレイクンヒースに所属しF-15Eストライクイーグルを運用する492FSとのコラボで

OIR=Operation Inherent ResolveとOAR=Operation Atlantic Resolveへの参加記念パッチです。

OIRはシリア・イラクにいるISISへの空爆作戦で、OARはロシアのウクライナへの干渉に対する為のミッションです。


右側のパッチはクリスマスも休暇なくミッションに参加していた493FSのパッチです。

パッチには493FSの死神(鎌にはクリスマスリースが)と、トルコを表す七面鳥(ターキー)とロシアを表す熊(ベア)が描かれています。

タブの文字はサンタの掛け声であるHO HO HO、そしてクリスマスを意味するUnder the Missletoeの文字。






---------------つぶやき-------------------

アメリカ軍のパッチにはいろんな意味を込めて製作されていることが多く、うまく日本語で表現できないのがつらいことが良くあります。

右のパッチもその一枚でクリスマスを意味する『Under the・・・』のフレーズは正しくはクリスマスの装飾用のヤドリギを意味する"Mistletoe"です。

ですがパッチではあえて"Missiletoe"と書かれています。これは単純に間違ったわけではないと思います。

英語にはスラングでMissiletoeという言葉があり、意味は

履いているものなどがタイトすぎて男性器が透けて見えてしまう事を表します。

おそらくこのパッチの本当の意味は、ロシアとトルコが一触即発の事態になりそうなほど(相手のイチモツが見えそうなほど)タイトな緊迫した状況下でクリスマスを迎えたというような意味だと考えます。

パッチはデザインや文面だけでなく書かれている単語のスラングや、はたまた世界情勢などの背景を深く考えるとものすごく面白いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。




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Posted by Luke GETSNO at 22:16│Comments(0)PATCH USAF戦闘飛行隊
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