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Posted by ミリタリーブログ at

2014年03月29日

パッチ Hawaii 199FS

こんにちは!Luke GETSNOです!!
昨日のハワイANGの話に引き続き、今日はハワイANGでF-22を運用する第199戦闘飛行隊=199th Fighter Squadronのパッチをご紹介します。

199FSは1946年にハワイのベローズフィールドで編成され、ハワイ州の防空任務についてきました。部隊の任務は長年この防空任務で、数多くの部隊が動員された朝鮮戦争やベトナム戦争時でも召集されることはありませんでした。1987年にはF-15A/Bを受領しF-15飛行隊として活動を始め1991年には数機のF-15C/Dも受領、1個飛行隊の中でF-15A型とC型の両方を運用する珍しい飛行隊となりました。
2010年になるとF-22ラプターが配備され、それまでアラスカ州のエルメンドルフ空軍基地の第3航空団に所属していた第19戦闘飛行隊(19th Fighter Squadron)と合流、航空機の運用をANG部隊が行い、アクティブデューティの19FSが人員を供給すると言う『逆アソシエート飛行隊』となりました。



左上:154WG ウィングパッチ 中上:199FS 飛行隊パッチ 右上:199FSラプターパッチ

左下:199FS F-15パッチ 中下:199FS F-22ネームタグ 右下:F-22 Hawaii ANG パッチ

199FSの飛行隊マスコットは『クーカイモク』と呼ばれるハワイの神々の一人で、戦いの神が飛行隊パッチに使われています。また、余談ですがハワイは米国に併合される以前よりイギリスとの結びつきが強く、アメリカ50州の中で唯一、イギリス国旗のユニオンジャックを州旗にデザインしている州で右列のF-22パッチにもデザインされています。

最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 23:37Comments(5)戦闘飛行隊

2014年03月28日

パッチ Hawaii ANG

こんにちは!Luke GETSNOです。
昨日でホロマンAFBに所属する飛行隊の紹介が終わりましたので、今日はハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地に所属する飛行隊のパッチをご紹介します。
ハワイのパールハーバー・ヒッカム統合基地(Joint Base Perl Harbor/Hickam )は米空軍主要コマンドの一つのPACAFとハワイ州兵空軍が同居してする基地です。

【州兵空軍=Air National Guard】
アメリカ空軍にはいわゆる、フルタイムの職業軍人が所属するコマンドとは別に、パートタイムで軍に所属する制度があります。それはReserve=予備役であったり、ANG=州兵空軍であったりします。運用方法はその州や部隊が運用する航空機、ミッションによって違うようですが、基本的には1年間のうち一定に定められた時間を訓練に費やし、実戦にも参加する事が義務付けられています。それ以外の時間は他の職業についている事が多いのが特徴です。特にパイロットは週末はANGで戦闘機を飛ばしているが、平日は民間航空会社で旅客機を飛ばしているなんて人も珍しくありません。


2012年横田基地のフレンドシップデイに参加するため飛来した204AS所属のC-17A(05-5152)


最近のアメリカ空軍の運用方式を見ていると、フルタイムのクルーとパートタイムのクルーの技量交流を促進させるためアソシエート制度と言うものを導入している例が多々見られます。以前までは縦割りで独立した組織であった主要コマンドが、ANGやAFRCのリザーブ部隊と基地を同居するようになりました。パールハーバー・ヒッカム統合基地も数年前までは単純にPACAFの基地でヒッカム空軍基地=Hickam AFBと呼ばれており、ハワイ州兵空軍は書類上ホノルル国際空港を間借りしている存在だったのが、統合基地と名前を変えることでPACAFと共同使用しています。




左上:204th Airlift Squadron パッチ 右上:535th Airlift Squadronパッチ

下:PACAF C-17デモンストレーションチーム・パッチ

これらの3枚のパッチはいずれもパールハーバー・ヒッカム統合基地に駐留するC-17飛行隊のパッチですが、204ASはHawaii ANGの部隊、535ASはPACAFの部隊で、所属はそれぞれ204ASは154th Wing、535ASは15th Wingと同じ基地内でも違う航空団が同居する形になっています。


↑で紹介した05-5152のC-17はデモチームの機体だったようですが、到着時に機材に不具合があり、横田基地でのフライトはキャンセルされたようです。機内にはこんなパレットが。。。



どんなフライトの予定だったのか、見てみたかったです。



最後までご覧頂きましてありがとうございます。
次回はハワイのF-22飛行隊のパッチをご紹介します。  

Posted by Luke GETSNO at 22:18Comments(0)航空団 Wings

2014年03月27日

マグカップ 7th Fighter Squadron

こんにちは!Luke GETSNOです!!
ここ数日で49FW関係のパッチを一通り紹介しましたので、今日は7th Combat Training Squadronのマグカップをご紹介します。


7FSのパッチのページでも触れた通り1992年から7FSは当時トップシークレットだったF-117を装備し、世界各地の紛争地域で活動していました。

マグカップにはF-117ナイトホークのシルエットが。


当初は7th Fighter Squadronと名乗っていたのですが、後に7th Combat Training Squadronに改称されます。理由はF-117のパイロット養成のミッションも課せられたからです。
ですが、ステルス戦闘機は高性能であるが故に調達価格はケタ違い。飛行隊に配備された限られた機数の中で所属するパイロット全員に必要なフライト時間を確保するのが難しいと言う悩みがあったようです。
その悩みを解決したのがT-38タロン。空軍のパイロット養成コースで使用される練習機ですが最高速度はマッハ1.3を誇り操縦特性の柔軟さからF-117飛行隊7FSにも配備され、7th Combat Traning Squadronとして活動しました。

マグカップの側面にはT-38タロンのシルエットも。


マグカップのメーカーの刻印。Made In USAですね。





実戦部隊にT-38が配備される例は7FSだけでなく、U-2やB-2など特に機体価格が高価で配備数が少ない部隊にも配備されています。こちらはビール空軍基地の9th Reconnaissance Wingに配備されているT-38A(AF65-10429)。原隊はU-2Sを使って偵察ミッションを行う部隊です。






最後までご覧頂ありがとうございます。  

Posted by Luke GETSNO at 22:31Comments(0)MUG CUP

2014年03月26日

パッチ 9th Fighter Squadron

こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日のご紹介は49FWに所属した3つの飛行隊のうち最後、第9戦闘飛行隊(9th Fighter Squadron)のパッチをご紹介します。
9FSのルーツも同じ49FWに所属した7FS、8FSと同様、1940年にミシガン州セルフリッジで発足した第9追跡飛行隊(9th Pursuit Squadron)にあります。その後も基本的にトリオを解消することなく第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の実戦もくぐり抜け1977年に現在のホームベースのニューメキシコ州ホロマン空軍基地へ移動し、F-15Aを装備する飛行隊となりました。
15年間に渡るF-15運用期間を経て1992年には当時F-4ファントムの訓練を一手に引き受けていたカリフォルニア州ジョージ空軍基地(George AFB)の閉鎖に伴い、9FS(当時は9TFS)はドイツ空軍のF-4乗員の訓練を引き受けることになります。1992年の6月からジョージAFBから移動してきたF-4でドイツ空軍のクルー訓練を行い、ミッションはその後1年間続きました(その後、ドイツ空軍向けの訓練は新設された第20戦闘飛行隊が引き受ける)。そして1993年には49FW傘下の2飛行隊より1年遅れてステルス戦闘機F-117を装備する飛行隊となりました。


左上:9FS スコードロンパッチ 右上:9FS ヘリテージパッチ

左下:9FS ステルスドライバーパッチ 右下:Operation Allied Force ドイツ・シュパングダーレム空軍基地展開記念


9FSもやはり空軍の予算削減の波に飲まれ49FW傘下の他2飛行隊と同じくF-117を手放す運命になります。2008年に最後のF-117がホロマンAFBを離れると、他の2飛行隊はF-22を装備する飛行隊へと改編したものの9FSはそのまま解散となりました。
しかし、2012年には無人機MQ-9リーパーを装備する9th Attack Squadronとして新たにホロマンAFBで編成され、現在は無人機のパイロットやオペレーターを養成するミッションについています。

最後までご覧頂ありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 21:39Comments(0)戦闘飛行隊

2014年03月25日

スカーフ 8th Fighter Squadron

こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日はF-117を装備していた頃の第8戦闘飛行隊(8th Fighter Squadron)のスカーフをご紹介します。


8FSのスカーフは手元にあるもので黄色と黒色の2種類のデザインです。違いは飛行隊のマスコットであるBlack Sheep(黒い羊)のデザインくらいでしょうか。メーカーはRakkelで素材もコットンから出来ており、手触りに違いはありません。調べてみると黄色いデザインのものはF-117飛行隊として生まれ変わった1992年当時に作成されたデザインのようで、黒のデザインは飛行隊がF-117を使用していた晩年期に使用されたデザインのようです。




最後までご覧頂ありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 23:39Comments(0)F-117 Night Hawk

2014年03月24日

パッチ 8th Fighter Squadron

こんにちは!Luke GETSNOです!!
嘉手納での様子のご紹介が続いておりましたが、その続きはこちらのブログに掲載するとして。。。face03



パッチコレクションに話題を戻しますface02

今回はニューメキシコ州ホロマン空軍基地に駐留していた第8戦闘飛行隊(8th Fighter Squadron)です。



左上:8FSスコードロンパッチ 中上:8FS ステルスドライバーパッチ 右上:8FSヘリテージパッチ

左下:アライド・フォース参加記念パッチ 中下:オペレーション・ノーブル・アンヴィル参加記念パッチ 右下:8FS F-117ペンタブパッチ


8FSのルーツは1940年にミシガン州セルフリッジで発足した第8追跡飛行隊(8th Pursuit Squadron)にあり、当時はP-35を装備する飛行隊でした。第二次世界大戦ではオーストラリアを拠点としてアジア地域で戦火を交えたり、朝鮮戦争では最前線でB-29を北朝鮮のMig-15から護衛するミッションなどをこなしました。1957年にはフランスの当時米軍基地へ移動し、その後1968年にはニューメキシコ州ホロマン空軍基地に本拠地を移しています。
ホロマン駐留当初はF-4を装備し、ベトナム戦争時にはタイまで展開して作戦を行いましたが、1977年にはホロマン空軍基地でF-15Aを装備する飛行隊となり、その運用は1992年まで15年間続きました。


そして1992年になるとF-15Aを退役させて、それまでトップシークレット扱いでも運用されていたステルス戦闘機F-117を装備する飛行隊として新たにスタートする事となります。これと同時に8FSの親部隊の49th Fighter Wingは当時アメリカ空軍で唯一のステルス・ファイター・ウィングとなりました。
F-117を装備して以来、49FW所属飛行隊はレーダーに映らない特性を生かして八面六臂の活躍をします。1999年のユーゴスラビア内戦ではオペレーション・アライド・フォース(Operation Allied Force)にイタリアとドイツの空軍基地から参加、ユーゴに対して空爆を行っています。ちなみに、この作戦中に8FSの所属1機が地対空ミサイルで撃墜されました。唯一の戦闘損失です。

F-117の機種に描かれたスコアマーク


その後、イラク戦争へも参加し数多くの戦果を挙げましたが2006年にはF-117の退役が始まり、2009年にはF-22ラプター戦闘機を装備する飛行隊として生まれ変わりました。しかしそれも束の間2010年、新たにラプター飛行隊の整理統合計画のあおりで8FSは2年に満たないラプター運用を経て2011年5月を以って閉隊となりました。

最後までご覧頂ありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 23:58Comments(0)戦闘飛行隊

2014年03月22日

嘉手納にて-3

こんにちは!Luke GETSNOです!!
嘉手納にはアメリカ海軍の最新鋭哨戒機P-8Aポセイドンが第16哨戒飛行隊(VP-16)より展開しています。私が行った間も何度か撮影するチャンスに恵まれました。



タッチアンドゴーを繰り返すP-8A(168433/LF-433)を道の駅から。ボーイング737の軍用派生型ですが、主翼や胴体の形状はまるで別機の雰囲気すら漂います。



初めて撮影しましたが、主翼は787の様にしなっているように見えます。(168435/LF-435)




抜けるような青空に降り注ぐ太陽と言う沖縄のイメージの空の日はありませんでしたが、AWACSやRC-135など、白系の機体なのであまり日差しが強すぎても白飛びしちゃいそうでコワいですw



マレーシア航空370便が行方不明になって今日で2週間。オーストラリアのパース近郊の空軍基地にVP-16のP-8Aが捜索活動へと参加する為に展開したとの海軍発表がありました。



こちらは3月18日の嘉手納の海軍エプロンの状況。VP-16からはP-8A6機が嘉手納に展開していますが、LF-429とLF-433の姿が見えません。どちらか一機もしくはその両方がオーストラリアでの捜索活動に参加していると思われます。ちなみにLF-429は飛行隊の隊長機でフルカラーマーキングです。一日も早くマレーシア機の行方が分かると良いのですが。



最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 21:30Comments(0)SPOTTING

2014年03月21日

嘉手納にて-2 海兵隊 ハリアー

こんにちは!Luke GETSNOです!!
嘉手納の様子を引き続き。。。
3月2週目と3週目の様子です。外来機はほとんどなく、唯一見られたのは海兵隊のハリアーでした。海兵隊のリザーブ・ホーネットやベンガルをを期待していたのですが、岩国にいたようです。


ハリアーらしくルーズなフォーメーションでのオーバーヘッドです。




嘉手納でのハリアーの着陸は、垂直着陸も出来る機体性能が故に着陸滑走距離が短くアプローチコースが高いです。
ハリアーパッドへの垂直着陸なんかやられるとほとんど煽りで撮影することになりますが、たまーに画的に見れる機体もあります。それでもまだ高いですが。。。^^;






最後までご覧いただきありがとうございます。  

Posted by Luke GETSNO at 22:10Comments(0)SPOTTING

2014年03月20日

嘉手納にて

こんにちは!Luke GETSNOです!!
3月に入り出張や何やらで忙しくて、久しぶりの投稿になってしまいました。
今月は2度の沖縄行きもあり、てんやわんや。そんな中でも嘉手納は覗いてきました。


1FW/94FSのF-22。PACAFへの一時配備で嘉手納に展開しています。後方に見えるのは嘉手納基地18WGの指令機に指定されているF-15C(AF84-0026)。☆2個のミグキラーです。



嘉手納のF-15の塗装が変わりつつあります。いままではミグキラーの機体の様な塗装だったのですが、テイルレターとシリアル、そして機体胴体横のインシグニアなどが黒に近い色で記入されるようになりました。

67FS、44FSでその数は確実に増えています。




最後までご覧いただきありがとうございます。  

Posted by Luke GETSNO at 23:42Comments(0)SPOTTING

2014年03月13日

沖縄にて

こんにちは!Luke GETSNOです!!
またしばらく間が開いてしまいましたが、今月も仕事で沖縄に来ております。
先週、ルイジアナANGのF-15ご一行がタイに向かう途中に嘉手納に来たようですが、見事に1週間
ずれました。。。^^;

仕事の合間にまたまたタイガーさんへ。イギリスの友人から頼まれたパッチをオーダーです。



週末まで東京に戻りませんので、ブログの更新はそれまでお休みします。
最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 10:26Comments(0)