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Posted by ミリタリーブログ at

2014年03月28日

パッチ Hawaii ANG

こんにちは!Luke GETSNOです。
昨日でホロマンAFBに所属する飛行隊の紹介が終わりましたので、今日はハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地に所属する飛行隊のパッチをご紹介します。
ハワイのパールハーバー・ヒッカム統合基地(Joint Base Perl Harbor/Hickam )は米空軍主要コマンドの一つのPACAFとハワイ州兵空軍が同居してする基地です。

【州兵空軍=Air National Guard】
アメリカ空軍にはいわゆる、フルタイムの職業軍人が所属するコマンドとは別に、パートタイムで軍に所属する制度があります。それはReserve=予備役であったり、ANG=州兵空軍であったりします。運用方法はその州や部隊が運用する航空機、ミッションによって違うようですが、基本的には1年間のうち一定に定められた時間を訓練に費やし、実戦にも参加する事が義務付けられています。それ以外の時間は他の職業についている事が多いのが特徴です。特にパイロットは週末はANGで戦闘機を飛ばしているが、平日は民間航空会社で旅客機を飛ばしているなんて人も珍しくありません。


2012年横田基地のフレンドシップデイに参加するため飛来した204AS所属のC-17A(05-5152)


最近のアメリカ空軍の運用方式を見ていると、フルタイムのクルーとパートタイムのクルーの技量交流を促進させるためアソシエート制度と言うものを導入している例が多々見られます。以前までは縦割りで独立した組織であった主要コマンドが、ANGやAFRCのリザーブ部隊と基地を同居するようになりました。パールハーバー・ヒッカム統合基地も数年前までは単純にPACAFの基地でヒッカム空軍基地=Hickam AFBと呼ばれており、ハワイ州兵空軍は書類上ホノルル国際空港を間借りしている存在だったのが、統合基地と名前を変えることでPACAFと共同使用しています。




左上:204th Airlift Squadron パッチ 右上:535th Airlift Squadronパッチ

下:PACAF C-17デモンストレーションチーム・パッチ

これらの3枚のパッチはいずれもパールハーバー・ヒッカム統合基地に駐留するC-17飛行隊のパッチですが、204ASはHawaii ANGの部隊、535ASはPACAFの部隊で、所属はそれぞれ204ASは154th Wing、535ASは15th Wingと同じ基地内でも違う航空団が同居する形になっています。


↑で紹介した05-5152のC-17はデモチームの機体だったようですが、到着時に機材に不具合があり、横田基地でのフライトはキャンセルされたようです。機内にはこんなパレットが。。。



どんなフライトの予定だったのか、見てみたかったです。



最後までご覧頂きましてありがとうございます。
次回はハワイのF-22飛行隊のパッチをご紹介します。  

Posted by Luke GETSNO at 22:18Comments(0)航空団 Wings