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Posted by ミリタリーブログ at

2017年05月12日

イギリス国旗のネームタグ (祝!タイガーさん京王出展)

こんにちは!Luke GETSNOです!!

相変わらず更新ペースが遅い当ブログをご覧いただきありがとうございます。


さて、皆さん既にご存知の方も多いと思いますが

私も常日頃から大変お世話になっている沖縄の刺繍店タイガーエンブさんが

久しぶりに東京へやってきます!


『しばらくお休みしておりました東京地区での沖縄物産展へ出店する事が決定いたしましたのでお知らせ致します。 
※今年は新宿・京王百貨店にて開催です。

 名 称   「沖縄展」
 主 催   沖縄県・(株)沖縄県物産公社
 会 期   平成29年6月1日(木)~6月6日(火) 6日間
 会 場   (株)京王百貨店 新宿店 7階 大催事場
        〒160-8321 東京都 新宿区 西新宿1-1-4
        TEL 03-3342-2111 (代表)
 営業時間  午前10時 ~ 午後8時
        (但し、最終日6/6は午後6時閉場)

今回は、米軍及び自衛隊の新作パッチを中心に、ネームタグの受注や、Tシャツ、オリジナルバッグ、アクセサリー等のグッズを多数準備致します。』


とにかく久しぶりの事ですので、沖縄に行かれる機会が少ない関東地方のファンにとっては嬉しいですね。


さて先日、タイガーさんで新しいネームタグを注文させてもらいましたのでご紹介します。


ここ最近、北朝鮮のきな臭い核実験の動きなどで何かと注目が集まっている

嘉手納基地に展開しているWC-135とRC-135のネームタグです。

上が45RS、WC-135コンスタントフェニックス用のネームタグで下は38RSのネームタグ。いずれもシニアパイロットですが、バックグラウンドがイギリス国旗柄になっています。

45RS、38RSの親部隊の55WG(本拠地:オファットAFB)は世界各地に機材を派遣していて、もちろんイギリスにも派遣していますので、その際にクルーが着用する目的でオーダーされたのでしょう。

ちなみに日本に駐留する際には旭日のバックグラウンドが使われることが多いです。




アメリカ人は旭日のマークがとにかく好きな様です。いろいろなパッチのデザインに見受けられます。


最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 13:50Comments(0)パッチ あれこれ

2014年02月28日

コマンド・パッチ あれこれ~PACAF~

こんにちは!Luke GETSNOです!!
今日は、日本の私たちにも馴染み深い太平洋航空軍PACAF=Pacific Air Forcesのコマンドパッチのバリエーションをご紹介します。PACAFはハワイのヒッカム空軍基地に司令部があり、ハワイやアラスカ、グアムそして日本・韓国に駐留するアメリカ空軍を管轄しており、アジア太平洋地域の同盟国との演習も盛んに行われていります。



上段2枚はPACAFの正式なコマンドパッチ。左は革の土台が施してあり、A-2フライトジャケットに着用するタイプです。

下段左から、44FS(LPA)仕様、44FS仕様、44FS(F-15)仕様、67FS仕様のコマンドパッチです。いずれも嘉手納基地所属のF-15飛行隊です。

一番左のLPAとはLieutenant Protection Associationの略で、飛行隊に所属する少尉・中尉クラスのパイロット組合の意味です。アメリカ空軍の飛行隊レベルに所属するパイロットは通常、少尉以上中佐以下なのですが、Lieutenantは少尉、中尉の事を意味します。同じような尉官クラスの組合ではCaptain'sMafiaといって、大尉のパイロット組合もあります。大々的な名目は上官の不当な命令や軋轢に反対するという意味で作られたようですが、今では組合での飲み会や親睦会など、交流を深めることを目的としている事が多いようです。



上段左から、33RQS仕様、909ARSトラ仕様、909ARSブラックアウト仕様、44FS仕様

下段左:961AACS仕様、下段右:962AACS仕様




上段左から、25FS(韓国オーサンAB所属A-10飛行隊)仕様、36FS(韓国オーサンAB所属F-16飛行隊)仕様、13FS仕様

下段は90FSと525FS(いずれもアラスカ州エルメンドルフAFB所属F-22飛行隊)仕様


やはり、PACAFの飛行隊は航空祭などでパイロットやクルーと接する機会も多く、また実際に日本の基地に駐留しているので私たちに身近な存在です。入手できるコマンドパッチのバリエーションもかなりの数になりました。

最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 23:58Comments(0)パッチ あれこれ

2014年02月27日

コマンド・パッチ あれこれ ~AFGSC~

こんにちは!Luke GETSNOです!!
昨日はACCのコマンドパッチのあれこれについてお話しました。自分の部隊仕様にコマンドパッチを変えて着用すると言うのが最近は良く見かけます。アメリカ空軍で最も新しいMAJCOMのAFGSC(Air Force Global Strike Command=地球規模攻撃軍団)でも見受けられます。


上段はAFGSCの通常のコマンドパッチ。

右下はルイジアナ州バークスデール空軍基地でB-52を運用する第96爆撃飛行隊=96th Bomb Squadronによって製作されたAFGSCコマンドパッチ。96BSのニックネーム"Red Devils"に因んでコマンドパッチも赤に統一したようです。

中下は以前、紹介したB-2ステルス爆撃機を運用する第509爆撃航空団(509th Bomb Wing)が製作したAFGSCコマンドパッチです。このパッチが製作されたのが2011年なのですが、ネバダ州のネリス空軍基地で行われた総合演習"Red Flag"に参加する直前でした。各飛行隊では士気を盛り上げるために、演習の参加前や海外への展開を前に新しいデザインのパッチを製作して、遠征に参加するクルー全員で着用して連帯感を高めると言う事を行っています。

左下のパッチですが、これはなぜだか他のパッチと比べてデザインがまったく違います。実はこれ、AFGSCの前身といっても過言でないコマンド"Strategic Air Command"戦略航空軍団=SACのコマンドパッチを基にしているのです。このSACは1946年に設立されベトナム戦争では北爆の中核を担い、冷戦時代は核兵器の運用を行っていたコマンドでB-52をはじめとする爆撃機は、1992年にACCに合併吸収されるまで全てこのSACに配属されていました。



この様に過去の飛行隊やコマンドのデザインを踏襲したパッチはヘリテージ・パッチ=Heritage Patchと呼ばれフライデーパッチ同様、多くのクルーが着用しているようです。


最後までご覧頂ありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 22:42Comments(0)パッチ あれこれ

2014年02月26日

コマンド・パッチ あれこれ ~ACC~

こんにちは!Luke GETSNOです!!
昨日までアメリカ空軍の主要コマンドのパッチについてご紹介してきました。本日はそのコマンドパッチの『派生バージョン』をご紹介します。国内で現行部隊のフライトジャケットや飛行隊パッチを題材に扱った雑誌の多くはアメリカ空軍のパッチやフライトジャケットの紹介が海軍と比べると少ない様に見受けられます(ビンテージ物のA-2などは別として)。おそらく理由としては、空軍はフライトジャケットに貼るパッチの数も4枚と決まっていて、なおかつ上層部から許可を受けたパッチしか着用する事ができず、逆に海軍はTOPGUNに出てきたトムクルーズのG-1ばりにフライトジャケットを自由にパッチで飾り付ける事が出来て面白い!空軍はつまらん!!

。。。。と言うようなイメージで語られていて、空軍は面白くないと思われがちです(←個人的な主観思いっきり入ってる(笑))
ですが、それはちょっとした誤解で実はアメリカ空軍のクルーもやはり自分達の好みのスタイル、特に所属している飛行隊への愛着やプライドを全面に押し出したパッチを製作して着用しています。それらが主に『フライデー・パッチ』と呼ばれるもので、デザインとしては制式に認められていないものの、週末の金曜日や部隊内のパーティなどで着用するパッチを製作しています。
そしてそれは部隊パッチだけに飽き足らず、自分が所属するコマンドパッチにまで手が伸びています。若い将校の中にはフライデー・パッチを平日の訓練やミッションで着用している者もいます。

ここからはそんな反骨精神溢れる(?)各飛行隊でカスタマイズされたコマンドパッチのご紹介です。1回目の本日ははACCから。先日ご紹介したとおり、ACCは戦闘機や攻撃機の部隊が集中的に配備されるコマンドのため、所属するパイロットやクルーも『エリート意識』が高いのも事実です。自分の飛行隊のパッチと同じ色にコマンドパッチも変えてみた。。。なんて単純な動機で作られているものが多いようです。


上は通常のACCパッチ。左下はANGの部隊が作成したもので、有事召集された際(Mobilized)にもANGのメンバーなんだと一目で判別できANGの誇りが感じられる一枚。真ん中下は、これまたANGの部隊が製作したもので、アイオワANGの第124戦闘飛行隊によってデザインされたものです。もちろん124FSの部隊パッチも黒地に赤と黄色を用いたデザインです。右下のACCパッチはF-117ステルス戦闘機を運用していた第9戦闘飛行隊の物の様ですが、詳細は不明です。


そしてこちらはネブラスカ州オファット空軍基地第45偵察飛行隊(45th Reconnaissance Squadron)コブラボールのコマンドパッチ。RC-135SコブラボールとはKC-135を改造した機体で弾道ミサイルを観測する目的で使用されており、日本の嘉手納基地にも飛来する航空機。



左がコブラボールのデザインを全面に押し出したACCパッチ。見てすぐコブラボールだと分かります。右はこれまたコブラボール運用部隊ならではですが、パッチのリボンAIR COMBAT COMMANDのところがAIR COBRA COMMANDになっています。これだけでは意味は通じませんが、COMBATをCOBRAにかけたのでしょう。また、RC-135Sコブラボールは伝統的に右の主翼を黒く塗っています。理由として以前は観測用の窓が右側にあり太陽の光を反射する為に機体は右主翼のみ黒く塗られていました。技術革新が進んだ今は主翼を黒く塗る必要はありませんが、伝統的にいまでも右主翼を黒く塗っておりACCパッチの右半分も黒くなっているのはその為です。そして最後はAIR COMBAT COMMANDですが、ドクロがデザインされていてコブラボールのクルーのみならずオファット空軍基地に駐留する飛行隊で使われているようです。



実際のRC-135Sコブラボール。右主翼とエンジンが黒く塗られています。


最後までご覧いただきありがとうございました。  

Posted by Luke GETSNO at 21:18Comments(0)パッチ あれこれ

2014年02月13日

パッチあれこれ ~カラー・デザート・サブデュード~

こんにちは!Luke GETSNOです!!
このブログを立ち上げてから、アメリカ空軍の飛行隊パッチのコレクションを中心にご紹介してきました。
飛行隊パッチは基本的にクルーの所属をひと目で分からせる『身分証』の役割を果たしています。このパイロットはどこの飛行隊に所属していて、どの飛行機を飛ばしているのかもパッチを見ればある程度判明します。そんな『身分証』の役割を果たす飛行隊パッチですが、大きく分けて3つの色の種類があります。

こちらは嘉手納基地でRC-135電子偵察機を運用する第82偵察飛行隊(82nd Reconnaissance Squadron)のパッチ。


どれもデザインは同じですが、左からフルカラー(Full Color)、サブデュード(Subdued)、デザートタン(Desert Tan)と3つのそれぞれ違った色使いになっています。


飛行隊パッチはフライトスーツやフライトジャケットに着用する『身分証』で、通常のミッションではフルカラーのパッチを着用する事が基本です。ですので、航空祭やオープンハウスのイベントのときに見かけるクルーもほとんどがフルカラーのパッチを着用しています。



デザートタンのパッチはお察しがつくかと思いますが1991年の湾岸戦争以降、中東方面へ遠征が増えてきたのと同時に、いままでオリーブドラブ(OD)と呼ばれる緑一色だったフライトスーツやジャケットが、砂漠で目立たないタンカラーの物に取って代わって支給されたことを受け、数多く作られるようになりました。
この写真は乗機F/A-18Dの前で水を飲む海兵隊クルー。デザートカラーのフライトスーツの右胸にはデザートタンの飛行隊パッチが着いています。




それでは、サブデュードはどんなときに着用するのかと言うと、いままでパイロットの中でこの色のパッチを着用している方にあったことはありません(笑) では誰が?と言いますと航空機の整備などを担当している下士官が着ている迷彩服に着用しているのを多く見かけました。
ですが、それはウッドランド迷彩と呼ばれるアメリカ全軍で長年使われてきた迷彩服が主流だった頃まででした。空軍の例を挙げると今日ではAirman Battle Uniformと呼ばれる空軍独自の迷彩柄を使用したものがメインとなっており、それまでサブデュードの所属航空団・飛行隊パッチを胸に着用していたのですが、ABUに限っては名前、職種、階級、そして空軍所属の意味を表すU.S.Air Forceのパッチしか着用を認められなくなりました。




サブデュードのパッチは今では消え行く運命なのかもしれません。




最後までご覧頂ありがとうございました。  
タグ :パッチ空軍

Posted by Luke GETSNO at 23:45Comments(4)パッチ あれこれ